里美で体験する

酒蔵改修本格始動

こんにちは!岡崎です。

里美の山の木々も色づきはじめ、徐々に秋が深まってきました。
朝晩は寒さを感じるようになり、こたつを出したとか、ストーブに火を入れたとか、そんな話題もちらほら。

去る9月27日日曜日、地域の方々と準備していた酒蔵改修のワークショップが本格始動しました。
当日は一般の参加者に加え”いばらき地域づくり人材育成講座”受講のみなさんも参加し蔵の片づけや道具類の移動、洗浄などに汗を流して頂きました。

参加者の中には酒蔵という空間に接するのも初めての人も多く、いきなりの片付け作業に戸惑っていた様子でしたが、地域の方たちに以前の蔵の様子を聴いたり、酒蔵内で行われていたであろう酒造りの様子などを聴きながら徐々にその場の雰囲気に慣れてきた様子で、作業をしていました。

休憩時間での懇談では、蔵の将来像なども意見が交わされ地域の宝である蔵についての思いを自分事として語ってくれました。
ワークショップを通じての地域内外の交流に地域のみなさんも今後の可能性に期待を感じているようでした。

 

第3回目のワークショップ、いよいよ改修作業のスタートです。

作業前の蔵、もろみを圧搾する槽場(ふなば)と呼ばれる場所は使われなくなったものが雑然と折り重なっていました。

参加者と地域の皆さんで力を合わせ、槽(ふね)と呼ばれる圧搾機をかつて使われていた所定の場所に配置。家紋つきの立派な槽が現れました


地域の集会所で、昼食。
地域の人たちに賄の手間を取らせないよう弁当持参での昼食。その分地域の方たちとの交流時間がたくさん取れました。

昼食後は、蔵から運び出した道具や機材の洗浄作業。50年分の埃はまるで土のように硬く積り、洗浄機が大活躍でした。

女性の参加者は、腰掛などにペイントを施し、素敵にリフォームしてくれました。楽しい作業は夕暮れまで続きました。

次回のワークショップは、10月24日土曜日。
みんなで作り上げる交流ステーション。
その機能はすでに出来上がっているような気がするたのしい時間でした。

コメント
メールアドレスが公開されることはありません。*が付いている欄は必須項目です