里美を知る

新緑の薄葉沢-塩の道を旅人気分で-

薄葉沢沿いの小道は、かつて海と山をつなぐ塩の道だったと古老から聞いた。



 そんな話を聞いた後は古の旅人気分であるいてみよう。

 
 薄葉沢の小道手前の舗装道路の脇の道標がある。
 「右 ふじ山道」 「左 上君田 大津平潟道」
 「ふじ山」は、山の形が富士山に似ていることから昔の人が富士講のシンボルとして崇めた場所だという。左が薄葉沢の小道。ここを行くと高萩市の君田や北茨城市の大津・平潟に行ける。

 両脇を杉に囲まれた道を入っていく。


 ニリンソウがお出迎え。




 
 小道の脇には、ホウチャクソウが。


今「早瀬の滝」。昔はなんて呼んでいたのかな。





杉の林の間に現れた広葉樹の森。
軟らかい葉の緑がまぶしい。


「笠石 滝頭」
ここが薄葉沢の滝郡の始まり。
笠石新田も、もうすぐ。



トンネルを抜けるように視界がひらける。
笠石新田についた。


彼方に田んぼが。
人が生活を営んでいる証だ。
彼の旅人もここで一服だったのでしょう。


この先、沢沿いを歩いていくと笠石集落に入る。



この先の旅は後のお楽しみ。



今日は、お家に帰ろう。



 

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