里美で暮らす

日本最古の地層説明会

2月6日の日曜日。常陸太田市の南部、長谷町で発見された日本最古の地層についての説明会がありました。



 

 新聞等で報道されたのが、去年の8月。話題にする人もあまりいないだろうと思いながら会場に行ってみると、ナント!100人近い聴衆。太田ではまだまだHOTなのでした。



 最古の地層ってどれくらい古いかというと、実に5億1千万年前の古生代カンブリア紀のものだそうです。カンブリア紀というと恐竜なんかよりずーっと昔。アノマロカリスや三葉虫がいた時代で、陸上生物はおろか魚も存在していない時代だそうです。



 地層の発見者で、今回講師をしてくださった茨城大学名誉教授の田切美智雄先生によると日本列島の始まりがこの周辺からだといえるそうで、ミョーに茨城イズムを駆り立てられてしまいました。



  こんな場所が太田にあるとは嬉しくなります。大切に管理保全して後世まで残していきたいですね。田切先生は、特別天然記念物にしてでも保全すべき価値ありと言っていました。幸い国有林内なので許可なく立ち入ることはできないようですが不法侵入する人が結構いるそうです 

 荒らされてしまう前に、市でもなんらかの手をうって欲しいものです。



 あー早く現地に行って5億1千万年の太古に思いをハセてみたい。

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