里美を味わう

美味しい水道水がある場所に暮らすということ

暑い日が続きますね。

今日は里美珈琲をつくるための水を送る準備をしています。
里美珈琲は、里美の水道水をポットラックからコーヒー豆をお隣の福島県矢祭町の珈琲香坊さんから京都の京都飲料さんに送って、そちらで抽出パッキングしてもらいポットラックに戻ってきます。

里美の水道水 20Lキュービテナーに入れて送ります。

里美の水に合わせて豆をブレンド焙煎してくれる珈琲香坊さん、小ロットながら丁寧に抽出してくれる京都飲料さん、それぞれの協力があって里美珈琲は生まれます。ありがたいことです。

里美珈琲 里美の水に合わせてスッキリとした味わい

でも、この話を出会った方にすると「なんだ、天然水じゃないのか。」「なんだ、茨城でつくっているわけじゃないのか。」などいろいろな「なんだ・・」を言われます。

でも私は思います。
水道水が美味しいって、いいじゃないか。
水道水が美味しいって、水源地の水も美味しいんですよ。
元の水が美味しいってことは、水を貯える自然が豊かってことですよ。
自然が豊かな場所に暮らすって素敵なことですよ。
だから、水道水が美味しい場所に暮らすのも素敵なことなんですよ。

我が家の娘は、今年から寮で一人暮らしを始めましたが、蛇口をひねって水を口にしたときに「この水は、飲んでいい水なのか?」と不安になったそうです。
生まれたときから里美の水道水に慣れていたので、いろんなにおいや味が混じった水道水に不安を感じたようです。
スーパーなどに売っている何とかの天然水は、2Lで120円とか。
里美の簡易水道の水は、2Lで0.28円ちょっと。
食生活のために水を買わなければならなくなった娘は、思わぬ出費に困惑していました。

地域自慢の里美の美味しい水も、森林や水辺環境の変化があればいつまでも飲めるとは限りません。
高度な浄化処理が必要になった場合、そのコストは直接水道料金に反映されてしまうでしょう。
美味しい水が普通に飲める素敵な場所を守るためにできること。
それを考える場をつくること。
里美の水プロジェクトは、里美珈琲の売り上げの一部を使って活動を続けてます。
ポットラックフィールド里美は、里美の水プロジェクトの事務局をしています。

里美の水プロジェクト 「ツタエル。マナブ。ハグクム。」活動で次世代に水の大切さをつないでいます。

 

水のふるさと里美がいつまでも続きますように。
これからも応援よろしくお願いいたします。

 

 

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