里美で暮らす

新緑の中、竹の伐採

5月の連休最終日、過台の雑木林に侵入している孟宗竹の伐採を行いました。

孟宗竹は、古来から筍をとるために民家の裏山などに植えられていました。しかし所有者の高齢化や所有者自体が不在となったりで管理が行き届かなくなり、隣地境界を越え他の所有者の林にまで侵入してくるなど、ちょっとした社会問題になっています。

毎年タケノコ堀などをしていればある程度は管理できるのでしょうが、タケノコ自体掘る人がめっきり減っているのか現状です。(いまの人たちにとっては、下処理が面倒なのでしょう)

使用するのであれば竹の伐採時期は 竹が水を吸い上げなくなる11月~2月ごろが良いのですが今回は竹退治が目的なので比較的竹が柔らかいいまの時期にしました。あわよくばタケノコの2、3本も採れればラッキーとのよこしまな思いも入れつつの作業日程としました。

新緑の雑木林の中を入り、小高い場所まで上がると隣の竹林の孟宗竹が相当な数侵入していました。それを現代農業に書いてあった「竹は1mの高さで切れば根まで枯れる」の教えどおり地表から1mくらいの高さで伐採していきました。地ぎわから切るよりも比較的安全に切れるので経験が少ない人でも意外と簡単に切っていました。気になるタケノコはなんと猪に先を越されたようで至る所に食害の後が有りました。猪の方がマメに竹林にかよっているようです。

2時間ほどで、山頂に侵入した竹はほぼ退治できました。残りはまた来年に持ち越し。続けていくことでそのうち竹はなくなるでしょう。


過台の雑木山は新緑真っ盛り。


 「竹は1mの高さで切れば根まで枯れる」を実践


切り口から水が湧き出てきます。
舐めるとほんのり甘い。


タケノコは、イノシシの方が先でした。(ノ_・。)


1mの高さで残した竹の切り株。
雑木林に仕掛けたオブジェのようです。


伐採した竹は、枝と幹に分けて片付け。

 


昼の弁当は、みんなで休憩小屋で。
ヤマツツジが、咲き始めていました。 

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