里美で暮らす

働くなぁー

和見(わみ)の里山には2種類のミツバチが暮らしています。


一つは近隣の町の養蜂業者さんが巣箱を置いている「西洋ミツバチ」。もう一つは、私たちが飼っている「日本ミツバチ」。
 夏の日差しが眩しいこの時期、花に集まるミツバチとは違った生活を見ることができます。
 それは「水汲み」。
 働き蜂は、巣の温度が上がらないように、水場で水を吸い、それを巣に運んで吐き出し、水の気化熱を利用して巣を冷却しているそうです。
 和見の落ち葉山周辺で西洋ミツバチが利用している水場を2箇所確認しました。
 一つは、落ち葉山と”ぐるぐる”田んぼの間の小川の堰。もう一つは”ぐるぐる”田んぼに水をひく休耕田。
 どちらも、たくさんの働き蜂が水汲みにやってきます。
 猛スピードで巣箱と水場を往復する様。そして一歩間違えれば流されてしまいそうな場所での水汲み。
 ミツバチたちが懸命に働く姿をみていると、こっちもエネルギーをもらったような気がします。
 

 ▲小川の堰の水場 流れのすぐわきで水汲みは結構危なそうです。



▲休耕田での水汲み 
堆積した枯草が水面に出たわずかな丘の部分にしがみつくようにして水汲み


▲落ち葉山の日本ミツバチ
巣の入り口に集まって熱い空気が入ってこないようにしているようです。

 立秋も過ぎ、もうお盆。
 里山にも、すこしづつ秋が近づいている様です。
 

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