里美で暮らす

里川の水調べ -2010-

5年目を迎えた里川の水調べ。今年はちょっと早めの実施です。


ここのところ夕方になると局地的に雷雨があり、川の様子が心配でしたがとりあえず試料採取と生き物調査を行ないました。

夏の調査は、里川の上流から下流までの5箇所を調査します。

朝5時、気象レーダーによると中流の中里周辺で強い雨が降っているもよう。
なので、今回は上流の里川町から調査をはじめ、中流で増水していたら中止する覚悟。

里川町漆平周辺の上流部は杉木立の中、6時ではまだ暗くカメラのシャッタースピードが1/4。
手ぶれご法度の厳しい条件で生き物調査。毎年確認しているカワゲラを今年も確認でき一安心。
そこから大中町、日立市中里地区、常陸太田市街機初橋、磯部町繰船橋と下って試料採取と生き物調査をしました。

心配していた中流域の増水もなく調査はできたのですが、市街機初橋の川面に田んぼでよく見る浮き草が流れていました。田んぼの水が流れ込んでいる可能性が・・・水質調査のデータに影響が無いと良いのですが・・


▲6時の里川町漆平 林の中は未だ暗い。


▲石の裏にカゲロウのさなぎ発見!
 ケースに入っている見たいです。


▲心配していた増水もあまりなく、調査をすることができました。
 ペットボトルで作った透視度計で水の澄み具合を調べています。


▲中里にカワゲラがいた!
 今回はじめての確認です。


▲試料を吸いとって・・・


▲反応色を標準色と比べて成分濃度を調べます。
 (部屋散らかしたまま・・・・)

調べて終わりじゃないのが自由研究。
データ整理や主論文の作成。
ここからはお母さんの出番です。

コメント
メールアドレスが公開されることはありません。*が付いている欄は必須項目です