里美で働く

第89回南部杜氏自醸清酒鑑評会

晴れ(アツッ)盛岡25℃
毎年この時期に岩手県の石鳥谷で行われる南部杜氏自醸清酒鑑評会の研究利き酒会と表彰式に今年も参加した。
前日の午後に里美を出発。東北自動車道をひたすら北上。右手に現れる吾妻連峰、蔵王、鬼首、栗駒山など北日本の背骨のような山々はまだ残雪を貯えていた。
夕方、台温泉のいつもの旅館に宿泊。
当日の朝、利き酒会は7時30分から開始。早く行かないと主席の酒がなくなってしまうので早めに宿を出る。
8時頃会場に到着。沢山の杜氏や関係者が既に利き酒を始めていた。
入賞酒は、どれも良い仕上がり、中でも上位15番にはいったお酒はやはりほかとは違う微妙な味わいがあった。
人の話だがここに出ている酒のほうが全国よりも質が高いのでは、といっていた。本当だとすればそれは杜氏たちの意地がそうしているのかも。いくら全国で入賞しても、ここで落ちれば地元での肩身が狭くなってしまうから・・誤解を恐れないでいえば、ここで入るために杜氏たちは出品に際し吟味を重ねているからである。東魁山の川村杜氏は、今年で15回目の優等賞入賞。節目の表彰を受けた。

利き酒会場

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