里美で体験する

SO-CHIKU#1 2015.08.09

こんにちは。岡崎です。

P.L.F里美所属の森林インストラクターとして里美の自然と”ひと”をつなぐ活動をしています。

今年度から、竹を身近に感じてもらう活動「SO−CHIKU(そーちく)」を開始しました。
里美には竹林がたくさんあります。
かつて竹は、タケノコを掘ったり、道具をつくったり、田んぼの刈り取った稲を干すオダ竿としたり、農村の生活には欠かせないものでした。
しかし、生活スタイルの変化や農業を取り巻く環境の変化により竹は利用は減り、それに伴い荒廃する竹林も増えてきました。
管理する方の高齢化などもあり、荒れ行くままの竹林を手をこまねいて見ている地主さんもたくさんいます。

そんな竹林の活用として何かできないかと考えたのが、SO−CHIKUです。

SO−CHIKUは、「廃れ行く竹林に想いを寄せ(想)竹林を手入れして(掃)竹で楽器やオブジェなどをつくり(創)作った楽器でみんなで即興演奏会をしたり(奏) 竹を楽しむあつまり。」として地域内外の様々な人たちと手を組み活動する”場”を提供します。

そんな”場”の第1弾、SO-CHIKU#1「竹でもっきんきん」を8月9日NPO法人水戸こどもの劇場さんとのコラボで実施しました。

竹の切り出しやもっきんキットを地域の方や、ゲスト参加の方と行い、8月9日当日に備えました。

8月9日は、「さとみふれあい館」の土間をお借りし、”NPO法人水戸こどもの劇場”さんが募集したご家族や”みとぴよ音楽隊”の皆さんたち、そして”大好きいばらきけんみん会議”の”寺子屋交流サルーン”でお友達になった方々と楽しく竹もっきんをつくり、”みとぴよ音楽隊”のみなさんのリードにより里美ふれあい館のイベント広場ステージでのミニライブを参加者全員で楽しみました。

親子での工作、青空の下での演奏会。
子どもたちは楽しい思い出ができたと思います。
詳細はfacebookページでも公開しています。
https://www.facebook.com/satomisochiku

そして今回、茨城新聞さんが動画をアップしてくれました。
https://youtu.be/H9NMl6qVhUw

竹の利用といっても、里美地区内の竹林面積に比べたら微々たるもの。
「貧者の一灯」ですが、少しずつ続けて行けば文字どおり、SO CHIKU!が生れるかもしれません。

これからも竹を使った楽しい”場”「SO‐CHIKU」をよろしくお願いします。

 

地主さんと想竹中

竹を伐採(掃竹)中


竹で作ったもっきんキット(pic Shotaro Yokosuka)


おやこでもっきん作り(pic Shotaro Yokosuka)

里美在住アーティスト”なる”とスティックつくり(pic Shotaro Yokosuka)

マイスティック乾燥中(pic Shotaro Yokosuka)


思い思いに色づけ(pic Shotaro Yokosuka)


みとぴよ音楽隊とセッション(pic Shotaro Yokosuka)

コメント
メールアドレスが公開されることはありません。*が付いている欄は必須項目です